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ABOUT

 

はじめまして、このミュージカルのプロジェクトの代表のさあなと申します。

語り部「吉田悦子さん」の意志を引き継ぎ、舞台で表現していく・・・

これは終わりのない平和への挑戦のプロジェクトです。

 

プロジェクト立ち上げのきっかけ。それは、平和公園で偶然出会った語り部さんに「後継者になってほしい」と言われたことです。

 

 

結婚して広島に引っ越してきた年の夏の日、平和公園を歩いていたら、

語り部さんが紙芝居をされていました。

 

なんとなく立ち止まって見てたのですが、どんどん引き込まれました。

​熱い日差しの中、たくさんの方が熱心に見られていました。

 

終わってから、話しかけに行ったら、「あなたに向かって今日は紙芝居をしたの。

あなたは輝いていた。何か平和活動をしてるでしょう?」を言われてびっくりしました。

 

連絡先を交換して、その場は別れましたが、その後メールを頂いて「自宅にぜひ遊びにいらっしゃい」と気さくにお誘いくださいました。

 

 

 

不思議なご縁を感じながら、その語り部の吉田悦子さんが一人暮らしをされてる江田島のご自宅に行かせて頂きました。旧海軍兵学校なども案内してくださり、平和に対する想いや語り部を始められたきっかけなど色んな話を聞くことが出来ました。

 

 

 

そして、私にぜひ後継者になってもらいたいと吉田さんはおっしゃいました。

 

正直、少し戸惑いました。私は広島出身でもないし、愛と笑顔を広げる活動としてショーやイベントはたくさんやってきたけど、そんな責任重大な活動を担えるだろうかと。

 

でも、広島に引っ越してきた意味や自分の生き方や使命のようなものを考えた時に、「私でよければやらせて頂きたい」という気持ちになりました。

 

そして、紙芝居をミュージカルにするのはいかがでしょう?と提案しました。

吉田さんは女優になる夢をお持ちだったので、すごく喜ばれて「ぜひやってほしい」と。しかもご自身も出演されたいと目を輝かせました。

 

吉田さんが四歳の頃に体験した、貴重な記憶の物語を語り継いでいく・・。

そして平和に対する想いもしっかり引き継いで、これからずっと発信し続けていこうと決めました。

 

広島に引っ越して間もなかったので、舞台に関する人の繋がりや情報もなく、

どうしようと手探り状態で始めましたが、いろんな不思議な出会いや偶然が重なってどんどん形になっていきました。そして今まさにもう少しで、心に思い描いた舞台が実現しようとしています。

 

 

 

 

 

未来の地球を担う子どもたちが
平和を伝えていくきっかけに。

 

このミュージカルの主役たちは「戦争を全く知らない時代に生まれた子どもたち」です。

どんなに「戦争はよくないよ、こわいよ」と言われても、たとえ学校で習ったとしてもピンと来ないような内容の話を、実際生で体験した吉田さんの話を聴きながら、自然と原爆や戦争のことを知りながら舞台を作っていく・・。

 

そんな子ども達の学びの場でもあります。

 

 

 

そして、暗く重い話の中でも、楽しく明るく平和に向かって生きていくという姿を演じる。それは舞台上だけでなく、きっと実際の生活の中でも活きていくと思います。そして、地球の平和につながる何かを心に持ちながら生きる人間になってくれるのではないでしょうか。

 

 

 

未来を担う子どもたちの成長の場となりますように・・。

 

 

 

地球上から争いがなくなり、すべての核がなくなる日を信じて、平和を発信していける大人へ。語り部吉田悦子さんの想いの種が世界に広がる・・・。

 

小さな優しさを大切にすることを、子どもたち自身も、又舞台を観劇されるすべての皆様にも感じて頂けたらと思います。

 

少しずつ減っていかれる語り部さんの貴重な体験を、これからも伝承し、世界に発信し続けていけたらと思っています。

 

ストーリー

・内容:4歳の時に被爆した体験を語る「悦子」の話を、現代の子どもたちが聞くというストーリー。貴重な「語り部」さんの体験を忠実に再現しながらも、明るくて楽しい歌やダンスもまじえたピースフルなミュージカル。

・原案:吉田悦子

・脚本・演出:さあな

 

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